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蓼科バラクラが30周年〜記念の感謝祭にぎわう〜

2020年3月21日

コンテナガーデン
23日まで県民の入園無料

 茅野市北山栗平、蓼科高原バラクライングリッシュガーデンの開園30周年記念感謝祭が20日、ガーデン開きを兼ねて開幕した。23日(月)までの4日間は「長野県民入園フリーデー」。入り口のチケット売り場で免許証、保険証など住所の分かるものを提示すると、同伴者(県外在住者など含む)も無料で入園でき、初日から高原の春に親しむ多くの人でにぎわっている。
 季節ごとの趣がある英国式庭園に春の訪れを告げるイベント。ことしは30周年を記念して、オーナーで英国園芸研究家、デザイナーのケイ山田さんによるコンテナガーデンの展示コーナーを設置。ビオラ、パンジー、プリムラ、ネモフィラなど約200ポット分、20種類ほどある色とりどりのかわいらしい花々の寄せ植えが来園者を歓迎している。
 初日はアジア初のRHS(英国王立園芸協会)パートナーガーデン認定の記念プレートを披露。きょう21、22(日)両日は午前11時45分から、ケイ山田さんが直接指導する春の寄せ植えガーデニング教室がある。
 更に22日は、モンゴル文化優秀者賞を受賞したボルドエルデネさんによる馬頭琴の演奏と、モンゴル唱法の一つ「ホーミー」のカフェコンサートが午前11時、午後1時半、3時半からの3回(各回約20分)行われる。
 園内では白いスプリングスノーフレークやスノードロップ、キバナセツブンソウ、ミニアイリス、クロッカス、クリスマスローズなどが1週間ほど早く咲きそろい、写真に収める人も多い。スタッフは「季節ごとに咲く5千種類の花の組み合わせを、折々に楽しんで」と話している。
 開園は午前9時半〜午後5時。問い合わせは同ガーデン(電77・2019)へ。
(写真は、ケイ山田さんの華やかなコンテナガーデン)