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諏訪湖場所実行委ら荒汐部屋の後援会発足

2020年2月17日

諏訪湖後援会発足式200215
 下諏訪町で合宿を行い、住民との交流を続ける大相撲荒汐部屋を支援しようと15日夜、「諏訪湖後援会」が立ち上がった。同部屋の蒼国来関らを迎えて発足会を大社通りの門前ひろば食祭館で開き、活動をスタート。諏訪地域に相撲文化が根付くよう後押ししていく。
 発足会には、町関係者ら約50人が出席。濱康幸後援会長が「お互いに支え合っていくことをテーマにしたい。子どもたちに相撲の楽しさを教え、町のスポーツ推進にもなるといい。まちづくりの一環として盛り上げていきたい」と述べた。
 同部屋からはおかみの鈴木ゆかさんと、蒼国来関ら3力士が出席。蒼国来関は「諏訪地域とつながり、後援会ができてうれしい。もっとつながりを深められるよう一生懸命頑張っていきたい」、鈴木さんは「苦労話は尽きないが、部屋をつぶさずに諦めなくて本当に良かった。新しい未来に向かう門出に、立派な会をつくっていただき感謝したい」とあいさつした。
 同部屋は2015年を皮切りに、町内の児童生徒と交流を続ける。後援会設置は力士の活躍を後押ししたいと、18年に町赤砂崎公園であった大相撲夏巡業「諏訪湖場所」の実行委員会有志が準備を進めてきた。ことしは6月に2週間ほど合宿を計画している。
 下諏訪商工会議所内に事務局を置き、入会を受け付けている。年会費は個人が1口5千円、法人が同1万円。会員には、番付表を送付し、ちゃんこ鍋パーティーなども開く計画。問い合わせは事務局(電27・8533)へ。
(写真は、発足会であいさつする濱会長、蒼国来関=左奥から3人目=ら)