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カナダ料理とワイン味わう ホストタウン相手国の食学ぶ

2019年12月19日

191218カナダ料理とワイン講座
 岡谷市カルチャーセンターは18日、カナダの料理とワインについて学ぶ講座をイルフプラザ内の市民ミーティングルームで開いた。2020年東京五輪・パラリンピックで、同国のホストタウンに指定される市のホストタウン事業の一環。岡谷、諏訪両市の11人が、在住カナダ人らの話を聞き、料理やワインを味わって相手国の文化に理解を深めた。
 日本ソムリエ協会認定ソムリエの長﨑美知子さん(71)=下諏訪町=が、同国のワインについて解説。輸出量は少ないが、凍らせたブドウを使って少量を醸造するアイスワインが有名として、「エレガントな甘さが特徴」と紹介した。
 続いて来日19年目というジム・デイビスさん(68)=富士見町=が母国の文化について講演。さまざまな人種が暮らしていて料理も多様化していることなどを紹介した後、自分が腕を振るったローストターキーやバナナミルクプディングを振る舞った。
 受講者は、長﨑さんが用意したカナダのアイスワインやスパークリングワインと共に舌鼓を打った。夫と参加した50歳代の女性(天竜町)は「寒さや料理など知っているようで知らなかったカナダのことが分かった」と話していた。