NEWS

シニアが主役 モジモバファッションショー

2019年8月20日

モジモバ
 茅野市民館(指定管理者・地域文化創造)は18日、シニア世代が主役の「いきいきシニア!モジモバファッションショー」を同館マルチホール特設会場で行った。21組52人、65〜88歳のファッションモデルたちがお気に入りの一着を身にまとい、ランウェイでスポットライトを浴びた。
 生き生きとしたシニア世代を「粋でモダンなおじいちゃん・おばあちゃん(モジ・モバ)」として、ショーを通じて人生を謳歌(おうか)する姿をさまざまな世代に伝えようと市民提案で初めて企画。諏訪地域を中心に、松本、伊那地方からも出演者が集まり、事前に歩き方など講習会も行い備えてきた。NPO法人サポートCが企画制作、市民サポーターが演出、構成を手掛けた。
 着物をリメークしたものや、きらびやかな発表会ドレス、御柱祭衣装など思い入れのある一着や、自分らしさが光る衣装ばかり。ヘアメークにも気合を入れ、姿勢良く堂々とランウェイを歩いてポーズを決めると、約170人の来場者から大きな拍手が送られていた。
 高齢者大学リメイク部有志9人で参加した茅野市玉川の女性(79)は「初めは恥ずかしくてどきどきしたが、だんだん慣れて気持ち良くなった。今まで作ってきた作品を披露する良い機会にもなりました」と笑顔で話していた。
 ショーの様子は9月に同館で行う「寿齢讃歌〜人生のマエストロ〜写真展14」でも展示する。
(写真はお気に入りの衣装を着て堂々とランウェイを歩く出演者)