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演者と観衆 熱気最高潮 諏訪湖よさこい

2019年9月16日

190915よさこい総踊り②

 県内最大規模のよさこいイベント、第7回「諏訪湖よさこい—SuwaKoi」2日目の15日は、岡谷市湖畔公園で開いた。諏訪湖を背景にしたこの地域ならではの景観を生かし、湖上にステージが初登場。一般のコンテストに加え、ジュニアの団体による演舞などもあって盛り上がりは最高潮に達し、演者と観衆が一体になった熱気とともに幕を閉じた。
 湖上ステージは、固定した台船に湖畔から足場を架けて造成し、安全面を考えて演舞できる人数を制限。時折、波に揺られる水の上ならではの環境の中、踊り手たちは威勢のいい掛け声にとびきりの笑顔を見せて舞い、観衆を楽しませた。
 名古屋市のチーム「夢道源人」の清水喬貴さん(22)は「揺れるステージは初めてだったが、諏訪湖ならではのステージで踊れて楽しかった」と笑顔。イベント実行委員会の中平加代委員長(岡谷市)は「皆さんから好評の声を頂き、設置したかいがあった。次回以降も設ける方向で考えていきたい」と話した。
 会場は、夕闇が迫ってくると更にヒートアップ。入賞を懸けた各団体の演舞、観衆を巻き込んだ総踊りが次々に繰り広げられた。子ども向けイベントを集めた「キッズロコ」、飲食などのブースを設けた「ロコモール」など同時開催の企画も多数あり、舞う人も見る人も秋の一日を諏訪湖畔で楽しんでいた。(写真は、祭りの盛り上がりを最高潮へといざなった総踊り=岡谷市湖畔公園で)