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秋めく湖畔で健康と友情育む 諏訪湖一周ウオークに1220人

2019年9月23日

諏訪湖一周ウオーク
 第24回諏訪湖一周ウオークが22日、諏訪市の石彫公園を発着点に開かれた。1周16㌔コースと遊覧船で戻る半周8㌔コースに、県内外から計1220人が参加。爽やかな風を感じながら、秋めく湖畔を満喫した。
 健康と友情を育むことを目的に、諏訪市などでつくる実行委員会が毎年この時期に開いている。ことしは、諏訪湖創生ビジョン推進会議で制定が決まった「諏訪湖の日」(10月1日)の関連イベントに位置付けた。
 参加者は、遠くは沖縄県を含む19府県の幼児から80歳代まで。事前に申し込んだ11147人の内訳は、県外267人、県内880人で、諏訪6市町村からは562(うち諏訪市377)人がエントリーした。
 出発式で、大会長の金子ゆかり諏訪市長は「諏訪湖は年々輝きを取り戻している。富士山や八ケ岳が見えるポイントもあるので、存分に湖周を楽しんで」とあいさつ。花火を合図に、コースごと一斉にスタートを切った。
 ナナカマドが色付く湖畔には、友人とおしゃべりをしたり、親子で仲良く手をつないだりしながらウオーキングを楽しむ人の笑顔が広がった。2年連続の参加という圓尾蒼汰君(10)=安曇野市=は「風が気持ちいい。きれいな湖を楽しみたい」、母みゆきさんは「健康のために歩きたい」と話していた。
(写真は、湖畔を連れ立って歩く参加者)