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力結集しロケ地整備 ボランティアら作業に汗

2019年5月26日

ロケ地整備
 諏訪地方観光連盟・諏訪圏フィルムコミッションが展開する「ロケ地をみんなで創ろう!」プロジェクトが25日、諏訪市の覗石キャンプ場近くの市有地で始まった。初回はロケ地造りを通じて地域に元気をと願う諏訪地域のボランティア約10人が集い、市有地東側で、協力企業が伐採や刈り取った松、ススキを整理し、原野の風景に整えた。
 整備地は賛同する今井建設(富士見町)が、従業員らと2日間かけて200本余あった松などを伐採し、作業に備えた。ボランティアたちは、2時間余りかけて伐採した木を軽トラックに積み込んで運び出すなどした。
 「こんなに美しい場所があることを広く知ってもらい、多くの人がロケ地造りに興味を持ち、参加してもらえるようになれば」と同社社長(47)。富士見町の女性(38)は「町内の大きなロケ候補地がなくなり残念に思っていた。コミッションの思いに賛同、参加した。(整備しながら)魅力を高めていければ」と話した。整備はきょう26日も行う。
 プロジェクトは、時代劇などの舞台になる新しいロケ地を造り、地域の一体感を醸成しながら観光客の誘客や地域PRなどへつなげる地域活性化企画。仲間を募集している。問い合わせは諏訪市役所内の諏訪圏フィルムコミッション(電0266・52・4141)へ。(写真は、協力企業が伐採した松などを片付けるボランティア)