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辰野町内4会場で荒神山春まつり開幕 

2018年2月18日

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 2018年たつの荒神山温泉春まつり(実行委員会主催)が17日、開幕した。辰野美術館をはじめ、各会場には華やかなひな人形の段飾りなどが展示され、一足早い春の雰囲気をつくり出している。3月4日(日)までの期間中、週末には会場でのイベントも計画されているほか、スタンプラリーも行われていて、実行委員会は「冬の辰野町をひな人形を見ながら歩いてみては」と呼び掛けている。
 会場は辰野美術館、たつのパークホテル、パークセンターふれあい、湯にいくセンターで、それぞれ趣向を凝らした飾り付けで来館者や利用客をもてなしている。また、「沢底福寿草まつり」を開催する沢底の民家「歩楽里(ぶらり)下辰野」の古民家や空き店舗にも、それぞれひな人形を飾った。
辰野美術館10段飾り
 辰野美術館では、天井まで届くひな人形の10段飾りをはじめ、藤娘を一堂に並べた「藤娘ラインナップ」、明治から昭和初期の貴重なひな人形や市松人形、医業の傍ら制作活動に尽くした今泉雪惠さんの押し絵などを展示した。
 また、テーマ展示「明治150年にちなんで」では、各時代の文化や風俗をひな人形で表現。高砂の人形にスマートフォンを持たせたり、土偶のレプリカをひな壇に飾ったりするなど、遊び心も楽しめる。
つるしびなや御殿飾りも
 たつのパークホテルでは、たつの吊し雛教室の生徒が制作した「つるしびな」の力作をロビーに展示。パークセンターふれあいでは、御殿飾りなどが豪華絢爛(けんらん)さを演出。湯にいくセンターにも、段飾りや園児たち手作りの紙のおひなさまが飾られた。
(写真は、美術館にお目見えした10段飾り)