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農業実践大シクラメン販売本格化

2017年10月28日

HP用28
 原村の八ケ岳中央農業実践大学校で育成しているシクラメンの出荷、販売が本格化している。今季の栽培数はポット植えを含め50〜60種類約1万鉢になり、直売所のハウス2棟にも赤や紫、ピンクなど色とりどりの花を付けた鉢が並ぶ。
 今季の栽培に携わる農産園芸部の花卉(かき)チームは佐藤邦彦さん(31)=専修科1年=のみ。福島県出身の佐藤さんは菊作りの手伝いをするなど花卉農家の経験を積んでいるが、鉢物の栽培は初めてという。
 3月上旬にポットに植え、6月に鉢へ定植させた。出荷は9月ころから始まっている。今季は天候不順で寒暖差が激しく「日照や温度の調整が難しかった。先生たちの力を借りてやっと販売までこぎ着けた」と佐藤さん。価格は300〜2500円。中でも1500円の5寸鉢が多く出回るという。
 11月3日(金=祝日)〜5日(日)の連休中はシクラメンフェアを開催する。3日間とも午前9時から午後4時半まで。また年内の販売は
12月28日(木)まで無休で行っている。問い合わせはハウス直売所(電0266・74・2175)へ。(写真は、所狭しとシクラメンが咲き誇るハウス直売所内)