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「シンデレラとガラスの靴展」有料入館者1万人へ

2017年8月22日

シンデレラとガラスの靴展
 諏訪市豊田、SUWAガラスの里美術館で7月中旬から開く「シンデレラとガラスの靴展」の有料入館者が、月内には1万人を超す見込みだ。中でも、衣装を身に着けての撮影コーナーは人気が高く、多くの親子やカップルが思い出を刻んでいる。
 同展はシンデレラコレクターのかわたまさなおさん(51)=東京都渋谷区=が、約25年間収集した「シンデレラ」のアンティーク絵本約150種類を集め、7月15日から始まった。21日現在、有料入館者は9千人台前半まで延び、無料の小中学生を加えれば、全入館者は既に1万人を超えているという。
 会場内には撮影コーナーを設け、男女のきらびやかな衣装を用意。日曜日にはプロのカメラマンが女性限定で撮影(1日最大18人、参加費2千円)、平日も1着1080円で貸し出し、自分たちで撮影できるようにした。
 平日の撮影も1日5組ほどが利用するという。21日にも茅野市の親戚へ遊びに訪れた3世代が来館、2人の女の子がドレスを着てポーズを取った。「まだやりたい」とねだる孫に祖母は「喜んでくれて良かった。思い出に残る」と笑顔で見守っていた。
 岩波尚宏社長は「女性同士や親子、カップルなどが来館し、撮影コーナーを活用してくれる。入館者は普段の倍。反響は上々」と話す。同展は10月1日(日)まで。9月には10日を除く日曜日にプロカメラマンの撮影を午前9時〜午後5時に受け付ける。予約は同館(電0266・57・2000)へ。
 
(写真は、ドレスを身に着け、撮影を楽しむ女の子たち)