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遊休農地解消に向けヘーゼルナッツ栽培普及へ 岡谷市農業委員会が生産者募る
2026年8月31日
岡谷市農業委員会は遊休農地解消に向け、菓子やミックスナッツなどに使われるヘーゼルナッツの栽培普及に乗り出す。国産の需要が見込まれ、寒冷地でも育てやすいという特性に着目。栽培希望者に苗木を共同購入してもらい、来年度初めに定植する計画。9月3日(木)午前10時半から、市役所で説明会を開く。
農委事務局の市農林水産課によると、市内の遊休農地は2021年度の16ヘクタール余りから、昨年度末には30.8ヘクタールに増加。農地の有効活用につながる作物を検討する中で、国内各地で栽培が広がりつつあるヘーゼルナッツを選んだ。
同課によると、国内で消費されるヘーゼルナッツの約9割はトルコ産。食品業界では、生産管理や農薬の使用状況を把握しやすい国産品を求める声があり、今後の需要増が期待できるという。国内の栽培事例を調べた結果、寒冷地に適しており、鳥獣被害も受けにくいことから、市内での栽培に適していると判断した。
説明会では、県内で先駆けて栽培する「信州はしばみ農園」(千曲市)の野口祐子代表が栽培方法や注意点を説明する。共同購入する苗木は、イタリア産の高級品種「トンダジェンティーレ」を予定している。
同課は「実が付くまで定植から3年、収穫量が安定するまで5年ほどかかる。時間はかかるが、今後の需要増にも期待できるので、ぜひ取り組んでほしい」としている。
対象は市内に農地を所有する人や、借りて栽培を希望する人。定員はないが事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせは同課(電0266・23・4811、内線1488)へ。
(写真は、チラシを手に説明会をアピールする市職員)
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