NEWS

映画「砕け散るところを見せてあげる」 諏訪シネマズに認定

2021年3月31日

HP諏訪シネマズ第3号
 諏訪地方観光連盟(会長・金子ゆかり諏訪市長)は、諏訪清陵高校を中心に諏訪地域で大半のロケが行われた4月9日(金)公開の映画「砕け散るところを見せてあげる」を、地域の観光振興につながる映画「諏訪シネマズ」の第3号に認定した。29日、認定式が諏訪市役所で開かれ、都内からオンラインで出席した主演女優の石井杏奈さんが認定書を手にした。
 同映画は、石井さんと中川大志さんのダブル主演。サスペンスもので、中川さん演じる男子高校生が、石井さん演じる女子高校生をいじめの手から救い出すところから物語が始まる。全体の8割になる諏訪地域でのロケは2018年9月28日から10月22日まで行われ、地域の高校生ら延べ約400人がエキストラとして参加した。
 認定式で金子市長は「諏訪地域をロケ地に選んでもらい、うれしく思っている。多くのファンの人に映画を見てもらい、諏訪地域を感じてほしい」とあいさつした。
 石井さんは「諏訪の雰囲気や人の温かさが好きで、撮影がない時も空気を味わいたくてずっと外を散歩していた」とロケ期間を振り返り、「諏訪で撮影ができたからこそ作品の根底にある愛や優しさを映像にできた。諏訪の多くの人に映画を見てほしい」と話した。
 県内では、岡谷スカラ座など4シネマが同映画を上映する。
 諏訪シネマズには、16年に「バースデーカード」、19年に「よあけの焚き火」が認定されている。
(写真は、認定書を広げる金子市長)