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ロケ地 清陵で写真展 4月公開映画の撮影風景

2021年3月4日

HPフィルコミッション
 4月9日(金)公開の映画「砕け散るところを見せてあげる」のロケ地となった諏訪清陵高校で、映画の撮影風景を収めた写真36枚が展示された。1年生の時にエキストラとして撮影に参加した3年生が自分の姿を探したり、封切りを楽しみにしたりしながら見つめている。
 映画は、中川大志さん演じる男子高校生が、石井杏奈さん演じる女子高校生をいじめの手から救い出すところから物語が始まり、2人が心の距離を縮めていく様子などを描いている。同校では2018年9月と10月の4日間ロケが行われ、地域の高校生ら延べ約400人がエキストラとして撮影に加わった。
 写真の展示は、ロケを誘致した諏訪圏フィルムコミッション(FC)が、撮影に協力した3年生に卒業前に感謝を伝えようと企画し、2月下旬から始まった。
 並べられているのは、体育館やコモンスペース(中庭)、昇降口、各教室などで行われた撮影中の写真。出演者から学校に寄せられた感謝の色紙4枚も展示している。
 撮影に参加した生徒は「自分が登場することを期待しながら映画を見たい」と話した。
 県内では岡谷スカラ座などで公開される。諏訪圏FCは今月下旬から、レイクウォーク岡谷に同映画を紹介するコーナーを設置する。
(写真は、「砕け散るところを見せてあげる」の撮影の裏側を収めた写真が並ぶロケ地の諏訪清陵高校)