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上野大根 たくあん漬け箱詰め始まる

2021年2月24日

HP上野大根漬箱詰め②210223
 信州の伝統野菜に認定される上野大根「諏訪湖姫」のたくあん漬けの箱詰め作業が23日、豊田上野の加工所で始まった。昨年11月中から漬け込んだたくあんは、約1万4千本。上野大根加工組合(笠原正夫組合長、9軒11人)の組合員たちは、たるの中で熟成された漬物の色合いに満足しながら、手早く箱に移した。JA信州諏訪へ納めるほか、28日(日)には、加工所受け取りの予約者に引き渡す。
 昨秋収穫した大根は、1週間から10日程度の天日干しで水分を3割ほど抜き、米ぬか、塩と風味付けのナスの葉、柿の皮などを入れて11月中下旬に2回漬け、熟成させてきた。四半世紀前には5万5千本を漬けたが、組合員の高齢化などで生産量は減少し、希少価値が増した。
 このため、たくあん漬けを多くの人に食べてほしいと、JA信州諏訪が昨季から10本入りを新たに設け、今季は約180箱の注文があった。20本入りと合わせ、約760箱を出荷する。
 箱詰めには13人が当たり、箱の中にビニール袋を入れたり、ぬか床から漬物を出して箱詰めしたり、箱に封をしたりする作業を分担。待望の出荷を迎えた笠原組合長(70)は「乾燥が十分できていたので、予想通り、上野大根の持ち味である、歯応えある漬物に仕上がった」とうれしそうだった。
(写真は、箱詰め作業に追われる組合員たち)