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わせリンゴ「ナツアカリ」お目見え 南箕輪味工房火曜の朝市

2020年8月19日

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 南箕輪村、大芝高原味工房の「火曜の朝市」に、リンゴ「ナツアカリ」がお目見えした。8月中が生産のピークになるわせ品種のリンゴで、伊那市のことぶき農園が出品し、地元での反響を確かめた。
 朝市3回目の開催となる17日に初めて紹介、受け入れられれば味工房での販売も考えていきたいという。消費者と生産者が対面して商品の魅力を伝えることができる朝市では、その場で味わうことができるように氷水でリンゴを冷やしながら販売、実際に食べて再度購入するリピーターが出るなど人気を集めていた。
 ナツアカリは、長野市で開発された比較的新しい品種のリンゴ。通常のリンゴより早く収穫できるため、台風による落玉のリスクが少ないことが特徴という。果実が比較的小さく丸かじりしやすく、酸味とシャキシャキとした食感、丸い形など、昔ながらのイメージに近いリンゴで、残暑厳しいこの時季の水分補給にも適している。
 味工房の「火曜の朝市」は、伊那谷のこだわりを持った農業生産者らと消費者をつなぎ、地域に根差した農の魅力を伝えることなどを目的に、今月からスタートした企画。地域の日常生活に即した催しとするため、あえて平日開催としている。夏物野菜などを中心にした出店者の輪が広がっていて、訪れる人も回を重ねるごとに増加、リピーターも多いという。
(写真は、今が旬の「ナツアカリ」。氷水で冷やして販売し人気を集めた)