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「書き初め大賞」努力たたえ大賞受賞者表彰

2020年2月17日

書き初め大賞

 岡谷市中央町のイルフプラザカルチャーセンターでは16日、大賞受賞者表彰式があった。選ばれた園児から高校生までの42人のほか、家族や来賓ら計約150人が出席。本紙の薩摩建社長が表彰状と記念品を一人一人に手渡し、努力をたたえた。
 薩摩社長は式典のあいさつで、多くの出品に感謝しつつ「何度も書き直して作品とした人も多くいたと思う。受賞を切っ掛けに更に書道に親しみや楽しみを感じて、更に素晴らしい作品を作ってほしい」と語った。
 受賞者を代表し、岡谷東部中学校3年の大澤葵心さん(15)は「初めて表彰式に出席したのは小学3年の書き初め大賞で、上級生の作品を見て素晴らしい作品を書きたいと思ったことを覚えている」と振り返り、「これから誇りを持って字と向き合う時間を大切にしていきたい」と話した。
 今展には諏訪、上伊那地域を中心とした園児〜高校3年生の2875点が集まった。1月に諏訪、上伊那それぞれで審査会を開き、最高賞の大賞52点をはじめ各賞を決めた。吉澤大淳審査委員長は「大賞に選ばれるのは大変なことで、長い努力と研さんに敬意を表する。書道で磨いた感性であらゆる分野で活躍することを願う」と述べた。
 同センターでは入賞入選作品を展示し、大賞と園児の作品は期間中常設。小学1〜4年生、中学生の作品はきょう17日まで。18日(火)は休館日で、19日(水)は展示替え。後期展は20日(木)〜24日(月=振替休日)で小学5、6年生と高校生の作品を並べる。(写真は、薩摩社長=手前左=から表彰状を受ける受賞者)