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待望の初滑り楽しむ 車山高原SKYPARKスキー場

2019年12月14日

スキー場きょう本オープン
【きょうから本オープン】
 車山高原SKYPARKスキー場(茅野市北山)がきょう14日から、今季の営業を開始する。13日にはプレオープンを行い、車山高原観光協会主催の冬山安全祈願祭も実施。この日はファミリーコース(全長900㍍、幅40㍍)が滑走可能となり、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが一足先に雪の感触を確かめながらシュプールを描いた。きょうからの本オープンではスラロームコース(同500㍍、幅30㍍)も滑走可能となり、ほかのコースも年内を目指し整備を進める。
 今シーズンは先月20日から人工降雪機を使い、ゲレンデ造りを始めた。13日現在コース積雪量は約30㌢。今季は同協会が茅野市に依頼して、山頂に絶景フォトスポット「巨大フォトフレーム」を新設。天気の良い日は八ケ岳や富士山を背景に写真を撮影することができる。このほか、同スキー場では今季から山頂の車山神社に絵馬掛け台を設置し絵馬を発売するほか、ゲレンデには100㍍ほどのスノーエスカレーターなども設けた。
 安全祈願祭には約50人が参加。神事後の直会で、同協会の佐藤利幸協会長は「安全第一で多くのお客さまを迎えたい。車山高原のビレッジ全体に客があふれたら」と期待した。
 同協会によると、昨季の同スキー場利用者は10万4千人(前年対比約7千人減)。今季は12万人を目指して営業するという。
 営業期間は来年3月29日(日)まで、時間は平日午前8時半から午後4時半まで。土・日・祝日と年末年始は午前8時から。問い合わせは同スキー場(電68・2626)へ。
(写真は、初滑りを楽しむ来場者)