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諏訪市末広に「ゆめひろ」オープン 幅広い世代が集い笑顔

2019年9月24日

HPゆめひろ
 JR上諏訪駅近くの末広の活性化を目指す有志団体「末広プロジェクト」の活動拠点「みんなの居場所 ゆめひろ」(末広町1)が23日、幅広い世代が集まり、交流できる施設としてオープンした。飲食の提供やマルシェなど記念イベントも開催。お年寄りから子どもまで多くの来場者でにぎわい、施設内に笑顔が広がった。
 来場者の大部分は家族連れや友達同士で、親子体験イベントを楽しんだり、居室スペースでゆっくり時間を過ごしたりと、自由に利用した。食事は昼から振る舞われ、熱々のキーマカレーをみんなで仲良く味わっていた。
 建物はもともと、テンホウ・フーズ(中洲)が展開するラーメン店「みんなのテンホウ」の創業地(旧餃子菜館)で、日本財団の助成金を活用して内装を改修した。当時を知り、オープンの知らせを聞いて久しぶりに訪れたという湖柳町に住む80歳代の女性は「みんなが集まれる場所が末広にあるのはいいこと。ずいぶんと中身が変わったが、また来てみたい」と話した。
 同プロジェクトの代表理事の男性(63)は「気軽に来てほしい。多くの人が交流し、そこから何か新しいことが生まれれば」と期待した。
 休館日(日、月曜日)を除く午前10時〜午後8時に開放する。同プロジェクトのメンバーや施設スタッフを募っている。問い合わせや応募は同所(電55・8734)へ。
 今後ゆめひろでは、さまざな活動を展開する。きょう24日から、正午〜3時ごろにカレーやパスタ、コーヒーなど飲食の販売を始める。
 毎週水曜日夕には学習支援も予定し、25、10月2、9の3日間見学会を行う。学習支援に合わせて2日には、子ども食堂も計画している。
 (写真は、交流施設としてオープンした「みんなの居場所 ゆめひろ」)