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勇壮に柴舟曳行 諏訪大社下社お舟祭り

2019年8月2日

お舟祭り本祭り190801
 諏訪大社下社夏の遷座祭「お舟祭り」本祭りは1日、下諏訪町内で開いた。前日の宵祭りで祭りムードが高まる中、御頭郷の旧岡谷市10カ区が、柴舟を春宮から秋宮まで曳行。夏らしい暑さにも勝る氏子たちの熱気が町内に渦巻き、力強く進んだ。
 諏訪大社の祭神とされる翁(おきな)と媼(おうな)の人形を乗せた総重量5㌧の柴舟は、遷座行列に続き、午後2時ごろ曳行を開始。木やり発声の後に勢いよく春宮の鳥居をくぐると、ほぼ時間通りに国道20号まで一気に直進し、魁町を曲がる鋭角も難なく切り抜けた。
 四ツ角交差点で柴舟を左右に45度2回首振りし、大社通りのコンビニでは、横倒しにして勇壮さを見せつけた。元綱係の林学さん(44)=岡谷市=は「暑い中、氏子皆の力で曳き込んだ。御柱祭に向けて練習を重ね、準備を進めたい」と話していた。
(写真は、春宮を威勢よく出発する柴舟)