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アオガエルの声楽しむ 八島ガイドウオークに30人

2019年6月11日

シュレーゲル講座190609
 下諏訪町公民館の八島湿原ガイドウオークイベント「シュレーゲルアオガエルの鳴き声を聞きに行こう!」は9日、現地で開いた。地域住民約30人が参加して、「コロコロ」「コロロロ」といった特徴的な名物アオガエルの声を楽しんだ。
 八島湿原のシュレーゲルアオガエルの鳴き声は、環境省の「残したい日本の音風景100選」に選ばれている。同館では関心を寄せる機会として例年この時期にイベントを計画し、本年度は霧ケ峰自然教室スタッフを講師に迎えて行った。
 一行はバスに乗って八島湿原へ向かった。現地に到着すると、湿原が形成されるまでの過程を聞いたり、草木の説明を受けたりして、3班に分かれ雨の中、八島ケ池付近を散策。あちこちから鳴き声が聞こえ、参加者たちは耳を澄ませた。
 八島ビジターセンターあざみ館によると、鳴き声は今が最盛期で例年だと今月いっぱいは聞くことができる。
(写真は、ガイドから八島湿原の説明を受ける参加者)