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メルヘン街道が開通

2019年4月19日

メルヘン街道
 昨年11月15日から冬季閉鎖していた茅野市北山千駄刈—小海町千代里のメルヘン街道(国道299号)13・8キロは、18日に通行止めが解除された。ちの観光まちづくり推進機構、小海・佐久穂両町の各観光協会でつくるメルヘン街道協議会が残雪の麦草峠(標高2127メートル)で第34回開通式を開き、観光シーズンの幕開けを祝った。
 関係者ら約200人が出席した式典で、小海町観光協会の鷹野圭太会長は「メルヘン街道は茅野市、佐久穂町、小海町の観光と産業をつなぐ重要な道路であり、八ケ岳連峰への手軽な登山口の一つでもある。ことしも多くの人に安全に来てもらえるように願う」とあいさつ。来賓の佐々木勝佐久穂町長が祝辞を述べた。
 セレモニーでは茅野市湖東、笹原両保育園など3市町の保育園児、県PRキャラクター「アルクマ」などのキャラクターも一緒にテープカットやくす玉割り。安全祈願のほら貝が響く中、イタリア車のオーナーズクラブ会員の愛車約台が開通走行し、手を振る出席者にクラクションで応えた。(写真はテープカットとくす玉で開通を祝う出席者)