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受験生を応援!大社通りに「合格の木」

2019年1月18日

合格の木
 受験シーズンを迎え、諏訪大社下社秋宮門前の大社通りに、「合格の木」がお目見えした。由来を書いた立て札と、合格を祈願する絵馬をかたどった煎餅が結び付けられ、受験生を歓迎している。
 木があるのは、日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」前。前身の奏鳴館開館時に4本植えた落葉樹のコナラのうち、枯れて茶色に変色するものの、葉を落とさずに越冬する木が1本だけあることに着目し、同館向かいで「信州手焼きせんべい本舗下諏訪店」を営む小口才文さんが2008年に命名した。
 リニューアル開館後もうわさを聞きつけて祈願に訪れる受験生が後を絶たず、今シーズンから命名者とすわのねの連名で、立て札を設置して再び整備した。
 小口さんによると、煎餅を焼きながら道向かいから観察していると、木にもたれ掛かって必死に拝んだり、家族で祈願に訪れる人の姿が受験シーズンになるとよく見られるという。
 絵馬をかたどった合格煎餅を買って帰る受験生も多く、「わらにもすがる思いが伝わってくる。合格したとお礼参りに来る人もおり、頑張っている姿を見ると応援したくなる」と話していた。
(写真は、大社通りにお目見えした「合格の木」)