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南箕輪村で道の駅「大芝高原」がオープン

2018年7月22日

道の駅大芝高原開駅
 道の駅「大芝高原」の開駅式が21日、南箕輪村にある同高原内の農産物加工販売所「味工房」前で開かれた。国や県の関係機関など来賓も迎え約70人が出席。駅長らの任命やテープカット・くす玉割りなどし、豊かな自然の中で憩いと癒やしを提供する特色ある道の駅の誕生を祝った。
 式辞で唐木一直村長は、▽味工房での地元農産物加工販売など▽隣接する高原内施設で憩いと癒やしを提供▽災害対応機能—の三つの特徴に触れ「休憩機能、情報提供機能に加え、地消地産・ブランディングをし、交流人口・関係人口の増加を」と述べた。
 駅長に村開発公社の唐澤良平支配人、副駅長に村公式キャラクター「まっくん」を任命。中部ブロック道の駅連絡会の田島浩美事務局長が駅長帽を贈り、国や県の関係者らが祝辞を寄せた。
 式後は施設を見て回った。一般の来場者も多く、各施設は大にぎわい。特設コーナーでの農産物や加工品販売、プレゼントなどもあった。
 記念切符を買おうと前日夕方から並んだ大阪府の会社員(46)は「入浴し林間を散策した。自然豊かで空気が澄んだ道の駅。農産物も見てみたい」と話した。
 道の駅は、味工房がある駐車場一帯とプール横の管理棟がある駐車場など1万7200平方メートルを登録。駐車場は223台、24時間使えるトイレが11基。高原全体と高原内各施設を関連させ振興を目指す。
(写真は、テープカットとくす玉割りで盛大に祝った式典)