NEWS

返礼品に花火大会桟敷席 諏訪市ふるさと納税

2018年6月14日

 諏訪市は、ふるさと納税「信州諏訪ふるさと寄付」の返礼品に、8月15日(水)の第70回「諏訪湖祭湖上花火大会」のペア桟敷席を加えた。諏訪湖の花火の桟敷席を返礼品にするのは初めてで、6月30日(土)まで先着順で寄付を受け付けている。
 席は、花火が打ち上がる人工島「初島」のほぼ正面で花火を間近に見られる「プレミアムシート」と、初島を右手前方に望む見晴らしの良い「スタンダードシート」の2種類。プレミアムは寄付金額10万円で50組分、スタンダードは同2万円で100組分を用意する。
 寄付は、ふるさと納税ポータルサイトの「ふるさとチョイス」で、クレジットカード決済で受け付ける。返礼品は桟敷席券のみで、会場までの交通費や宿泊費は自己負担となる。
 ふるさと納税の返礼品を巡っては、総務省が昨年4月、資産性が高い品の除外を全国の自治体に要請。市では同年9月に、腕時計や家電製品といった品目を除外し、現在は体験型やサービス提供型の返礼品の拡充に力を入れている。
 市地域戦略・男女共同参画課は「花火大会は諏訪市の最大のイベント。花火を体験して市の良さを知り、『また来たい』『いつか住んでみたい』という気持ちになってもらえれば」と話している。