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地域に根差した大学に 公立諏訪理大が開学式

2018年4月28日

諏訪理大開学式
 公立諏訪東京理科大学の開学式が27日、茅野市民館マルチホールで開かれた。諏訪6市町村でつくる諏訪広域公立大学事務組合と大学を運営する公立大学法人公立諏訪東京理科大学の共催。関係者や学生ら約150人が再出発を祝い、更なる発展を誓い合った。
 組合長の柳平千代一茅野市長は「公立化はゴールでなく新たなスタート。大学目標にもある先進的なイノベーション型研究開発、地域企業の要望に応える実用型研究開発を積極的に展開することで、魅力ある大学としてこの地に根付くことが目指す姿だ」と述べた。
 唐澤範行法人理事長は「今後予想される超スマート社会に不可欠な工学系大学として国内から注目される大学を目指していきたい」、河村洋学長は「人の輪を大切に育み、地域との連携を深め、教職員と学生が一層力を合わせることで全国から優秀な学生を集め、この地に送り出すという公立大の使命を果たしていきたい」とあいさつ。来賓の阿部守一県知事らが祝辞を述べた。
 工学部コンピュータメディア工学科4年の学生代表は「各方面から大きな期待が寄せられていることを実感している。学生全員が自分の夢に向かって大きく前進し、公立諏訪理大の卒業生として、これからの社会を担う若者として恥ずかしくないよう研さんを積み、卒業に向かって頑張っていこうと意欲を燃やしている」と決意表明した。
 式典後には東京理科大理数教育研究センター長の秋山仁教授が「諏訪から世界へ、世界から諏訪へ」の題で記念講演し、一般にも公開した。
 諏訪理大は1990年に開設された東京理科大諏訪短大が前身。2002年に四年制大学に転換したが、少子化の影響などで入学者の定員割れが続き、15年に公立化に向けた協議を開始。本年度、従来の2学部4学科体制から改組した工学部の情報応用工学科と機械電気工学科に公立化1期生となる計342(男子315、女子27)人が入学した。(学生の決意表明もあった開学式)