NEWS

下諏訪町の八島湿原で草紅葉が見頃

2017年10月7日

八島草紅葉
 下諏訪町の八島湿原で、草紅葉が見頃となっている。標高1600㍍は本格的な秋を迎えており、湿地一帯に生えるイネ科などの植物は黄金色に。西日が差すとより一層と映えて、季節の深まりを伝えている。
 草紅葉は湿原の見どころの一つで、ことしは9月から始まった。日増しに色濃くなり、カヤツリグサやスゲなど枯れ始めた植物が一面へと広がり、今が最盛期。
 東京都から訪れた夫婦は「木の紅葉はまだ早いが、草紅葉は今ですね。日差しの加減で、本当にきれい」と話した。湿原入り口付近の八島ケ池が撮影スポットのようで、しきりにシャッターを切っていた。
 見頃は今月中旬まで。八島ビジターセンターによると、今季氷点下を記録した日もある。霜が降りると変色するため、早めに訪れてと勧めている。
 木の紅葉は、例年だと今月中旬から下旬に本格的に始まる。ビジターセンターの今季営業は11月5日(日)まで、以降は冬季間閉館する。
(写真は、見頃を迎えている八島湿原の草紅葉)