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秋の湖畔サンタが駆ける 闘病の子どもへプレゼントを

2019年11月3日

サンタラン

「Nagano Great Santa Run(ながのグレートサンタラン)」(実行委員会主催)が2日、諏訪市の諏訪湖畔にある石彫公園を主会場に開かれた。サンタクロース姿の老若男女が、病院などで闘病中の子どもたちへ「早く元気になってね」「負けないで」などそれぞれの思いを胸に湖畔を思い思いのペースで歩いたり、走ったりした。
 ことしで3回目。参加費で病と闘う子どもたちへクリスマスプレゼントを贈るという趣旨に賛同する、諏訪地域を中心の園児らからお年寄りまで、昨年を上回る約400人(主催者発表)が参加した。
 全員で「ハート」を作り、思いを一つにした参加者たちは公園をスタート。秋深まる湖畔は真っ赤なサンタで染まり、笑顔であふれた。祖母と初めて参加した春日秀太君(岡谷市小井川小4年)は「たくさんのサンタと元気に歩きたい」。実行委員の早出一真さんは「諏訪湖の周りを(子どもたちに笑顔をという)温かい気持ちを持ったサンタで埋め尽くしたい。少しずつ輪が広がり、うれしい。皆さんの気持ちを子どもたちに届けます」と話していた。
 実行委はサンタの思い(参加費)で、おもちゃや文具などのプレゼントを用意。12月中旬に諏訪赤十字病院や岡谷市民病院、県立子ども病院、信濃医療福祉センターを訪問して子どもたちに贈る。(写真は子どもたちへの思いを一つにする参加者たち)