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高原のライブ満喫 県内外のバンドなど演奏

2019年8月31日
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 第18回ピクニックコンサートinパノラマ=実行委員会主催、市民新聞グループ(7紙)など後援=がこのほど、富士見町の富士見高原リゾートであった。地元をはじめ県内外のプロ・アマチュアバンドなどが出演。爽やかな秋晴れの下、多くの聴衆がおおらかな野天ライブの開放感を心ゆくまで満喫した。
 山梨県の白州町尾白(現北杜市)を会場に20年間続いたコンサートを、2002年から富士見町の有志が引き継ぎ、ボランティアで運営。ことしは従来の会場がイベント重複となったため八ケ岳山麓に変更して開いた。
 招待したプロは「薗田憲一とデキシーキングス」、「花岡詠二とスヰングショッツ」の2バンド。地元からは小松チヒロMassChoir(岡谷、ゴスペル)、富士見ウインドオーケストラ(富士見、ホストバンド)の2団体が出演。山梨県からはフィーリング・ジャズ・オーケストラ(ビッグバンドジャズ)が駆け付けた。
 花の里入り口正面に設けたステージで、次々に出演する各グループが洋邦楽、ジャズ、ポップス、ラテンなどいろいろなジャンルの曲を披露。秋風が立つ爽やかな高原に澄んだ音色や活気のある歌声が響き渡った。
 日傘やパラソルを持参した聴衆は、草むらに敷いたシートや携帯の椅子に座り、のんびりとしたムード。大自然の中で、まさにピクニック気分でコンサートを楽しんでいた。
 会場には綿あめ、ヨーヨー釣り、かき氷などの出店、バーベキューコーナーも開設され、遠来の人や親子連れなどに好評だった。
 実行委員長の坂本辰美さん(67)は「関東や関西方面から訪れる常連さんも多い。関係する皆さんの理解と協力を頂きながら今後も続けていきたい」と話し、地元の盛り上がりにも期待していた。(写真は盛り上がった岡谷の「小松チヒロMassChoir」のステージ)