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「よさこい」で一体感を—JC岡谷部会 共演へ小学生と練習

2019年7月11日

HPみなこい共演

 諏訪圏青年会議所(JC)岡谷部会は、市民祭「岡谷太鼓まつり」で太鼓と並ぶメイン企画の踊りパレード「MINAKOIわっさか」に市内小学生と共に出演する。PRへ6月から各校で踊りを実演したところ、想像を大きく上回る4校の200人余りが参加の意向を示した。13日(土)には初回の合同練習会を市民総合体育館で開く予定で、向山一弘部会長(39)は「一緒に出る人と学校を超えた友情を分かち合い、ふるさとの思い出を増やすことが郷土愛につながれば」と願う。
 地域のつながりが希薄となる中、岡谷で生まれたよさこい踊りを通じた一体感からコミュニティーの素晴らしさを感じてもらおうと計画。太鼓まつりが第50回、MINAKOIわっさかも20回目という節目に合わせ、「参加する祭り」として子どもたちと一緒に盛り上げたい意向もある。
 MINAKOIわっさかは「たくさんの人が集まって、みんなでわっと楽しく踊ろう」という思いを込めて2000年に始まった。総踊り曲「GOTTA☆みなこい」は、イベントの10周年と太鼓まつりの40周年に合わせて創作された。
 PRの成果もあり、祭り当日は学級、学年単位で4校の5団体がそれぞれの演目で参加を予定。個人で出たい—という児童十数人は、JC岡谷部会とチームを組んでGOTTA☆みなこいと、9月の「諏訪湖よさこい」の総踊り曲「風となれ華となれ」を踊る。
 練習会は8月10日(土)まで全5回。同13(火)14(水)両日の祭り本番を見据え、総踊りを練習する。まつり実行委員会のMINAKOIわっさか部会によると、近年は参加団体が減少傾向にあるといい、「今回のことはありがたいこと。参加する側として祭りの醍醐味(だいごみ)を感じてもらえたら」と期待する。
(写真は、演者も観衆も一緒になって楽しむ総踊り「GOTTA☆みなこい」=昨年の様子から)