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横谷温泉旅館にアルパカ

2019年2月9日

アルパカ人気
 茅野市北山にある横谷温泉旅館に、八ケ岳アルパカ牧場(富士見町)から「出張」している4頭のアルパカが観光客の人気を集めている。かわいらしい表情やのんびりしたしぐさに、観光客も足を止めてにっこり。触れ合うこともでき、癒やしの場として冬場の新たな観光スポットとなっている。4月7日(日)まで。
 同牧場による移動動物園で、同旅館では初めて。12月〜3月の冬季休園中、宿泊施設やスキー場などに出向いていて、今回は冬季の横谷峡の「氷瀑(ばく)群」と合わせた名物にと、篠原元文社長の提案で昨年12月から「横谷峡アルパカ広場」として設けた。
 1歳3カ月〜2歳半の「ハリー」「幸雪」「リカ」「歌」と触れ合える。同牧場展示責任者の石橋濃青(のあ)さんによると、12月には約400人、1月には約千人の来園があったという。「だっこしたり、長い人だと何時間も見ている人もいる」というほど人気。「メインの氷瀑を見ながら、動物界トップクラスの柔らかい毛を触りに来て」と勧めていた。
 同旅館によると、口コミなどで話題が広がってアルパカを目当てに訪れる客も多いといい「大好評。また来シーズンも検討したい」と話していた。 
 入園料は大人500円、小学生以下300円、4歳以下無料。別料金3千円で氷瀑まで散歩もできる。アルパカの餌は100円。広場の開園時間は午前10時〜正午、午後1時〜4時。問い合わせは石橋さん(電080・3570・0934)へ。(写真は人気を集めているアルパカ)