NEWS

サイクルスタンド8基を奉納 諏訪大社4社へ

2018年12月13日

サイクルスタンド写真
 サイクリング愛好者の拡大を目的に、サイクルスタンドの設置を進める諏訪湖八ケ岳自転車活用推進協議会(小口良平代表)はこのほど、第1弾として諏訪大社上社、下社の4社へ計8基を奉納した。
 協議会は諏訪湖周や八ケ岳山麓でサイクリングが安全快適に楽しめる環境整備を通じて、地域活性化につなげたいと、昨年末に発足した。サイクルスタンドの普及とガイドの育成、マップの作成を活動の柱に据え、本年度は県の「地域発元気づくり支援金」事業で、126万円余の補助を受けた。
 サイクルスタンドは、高さ1.15メートル、幅約1.8メートル、広げた脚の幅45メートルの木製で、サドル部分を掛けて自転車3、4台を置ける。デザインを公募し、諏訪湖の花火や八ケ岳をイメージした諏訪らしさを主張するものに仕上がった。
 この日は13人が、自転車にまたがって下社秋宮を出発、約20キロ隔てた上社本宮を目指した。全員で祈とうを受け、小口代表は「地域のサイクリングの盛り上がりと交通安全を願った」と話した。大社は「設置場所と活用方法は、近隣の協力や理解を受けて検討していく」としている。
 協議会では、大社のほか諏訪地域の温泉施設やコンビニエンスストアなどの理解を求め、計30カ所に設置する予定。(写真は、サイクルスタンドを奉納した協議会の仲間たち)