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色鮮やかな秋を満喫 3寺連携で紅葉イベント 自慢の木々ライトアップ

2018年10月29日

181027三山紅葉イベ のコピー

 諏訪高島藩と縁が深い諏訪、茅野両市内の3寺が連携して開く紅葉イベント「お殿様が愛した諏訪紅葉三山めぐり」(実行委員会主催)が、27日から始まった。各寺では、辺りが暗くなるにつれて自慢の木々をライトアップ。拝観者たちは、色鮮やかな景色を目に焼き付け、秋の風情を満喫した。11月11日(日)まで。
 諏訪地域の歴史や文化を魅力に変えてファンを増やそうとトリオを組んだのは、諏訪市の温泉寺(湯の脇1)と佛法紹隆寺(四賀桑原)、茅野市の長円寺(玉川穴山)。期間中は午前9時から午後5時まで拝観することができ、午後6時から9時まで木々をライトアップする。
 このうち、温泉寺では初日、午後6時を待たずに明かりを点灯した。裏庭の心字池周辺は、木々の紅葉や黄葉、緑葉が混在して幻想的=写真。更に池へと流れる湧き水の音が、一層落ち着いた雰囲気を演出した。
 この日は、土日曜日限定の大根煮の振る舞いもあった。一番の見頃は今週末と見込んでいる。
 11月3日(土=祝日)には、午後7時半から「お坊さんとしゃべらナイト」を企画。紹隆寺の岩﨑宥全副住職、温泉寺の瀧玄浩副住職、長円寺の宮里孝憲副住職が登場し、茶を飲みながら語り合う。
 ほかにも期間中、各寺ではイベント(コンサートや特別拝観など)が予定されている。
 問い合わせは紹隆寺(電52・2241)、温泉寺(電52・2052)、長円寺(電79・3720)へ。