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上諏訪温泉朝市スタート

2018年7月10日

ネット用上諏訪温泉朝市
上諏訪温泉朝市スタート
7年目ポイントカード継続
 上諏訪温泉朝市の会(山崎茂会長)は8日早朝、7年目の「上諏訪温泉朝市」を諏訪市湖岸通り4の片倉館駐車場でスタートさせた。片倉館や諏訪湖温泉旅館組合、出店者などの自主運営になって3年目。昨年に続き、観光客や地域住民が楽しめる抽選企画を用意し、全国新作花火競技大会の翌日の9月2日を除く、10月14日までの毎週日曜日午前6時から計14日間計画する。
 雨天の初日になった朝市。出店数も14と少なかったが、カボチャやトウモロコシ、キュウリ、玉ネギ、大根などの取れ立ての野菜をはじめ、リンゴ農家のジュース、パン工房のパン、みそ醸造店のみそなどがテントの下に並んだ。
 朝市が始まれば、ほぼ毎回来るという近くに住む女性は、開店前からナップサックを背に来場。「ここに来れば、新鮮な物が手に入って助かる。ことしもできるだけ足を運びたい」と話した。
 当初から出店し、卵と有機栽培の野菜を並べた茅野市内の農家は「自信を持って販売している。お客さんとの対面販売は楽しい」と元気な笑顔。雨の中でも訪れる人たちに「大根の葉はただでいいから持っていって」とサービスしていた。
 ことしも地元利用者向けにはポイントカードを継続。7㌽以上で権利が生まれ、応募できる。観光客にも宿泊施設でチラシを配り、付属のお楽しみ抽選券に宿泊施設名、住所、名前などを記して会場の応募箱に入れてもらう。当選者には朝市終了後に賞品を発送する。
 山崎会長は「対面販売を通して諏訪を盛り上げ、知ってもらうことが狙い。ことしも盛り上げてほしい」と出店者に協力を求めていた。
 雨天決行。問い合わせは事務局の諏訪湖温泉旅館組合(電52・7155)へ。
 
 写真=雨にもかかわらず、朝市で品定めする女性たち