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育て未来の御柱!下諏訪町制125周年の節目にモミ植樹祭

2018年5月21日

125周年記念植樹
 下諏訪町と御柱の森づくり協議会は20日、諏訪大社下社の御柱用材を伐採している町郊外の東俣国有林で、モミの植樹祭を行った。町制施行125周年の節目に、水源でもある御柱の森を、みんなで守り育てよう—と計画。一般町民を含む約250人が作業に汗を流した。
 例年、町内各区有志で構成する御柱用材を育む会、同協議会が中心となって行っている活動を、125周年記念事業の一環として参加範囲を拡大して実施。高さ約2㍍のモミの苗木125本を、御柱を曳き出す棚木場近くの山林と、育む会が管理する県道八島高原線沿いの「樅(もみ)の木街道」の2カ所に植えた。
 開会式で青木悟町長は、「記念すべき年に、おんばしらの用材を提供し、下諏訪の水を賄ってくれている東俣国有林を、しっかり守っていくことを後世に伝えていきたい」とあいさつ。町木遣保存会が「奥山の大木、里に下りて、神となる—」と木やりを披露し、作業を開始した。
 棚木場近くでは、15班に分かれて85本を植樹。あらかじめ掘られた穴に苗木を立て、上から土をかぶせて踏み固めた後、ニホンジカの食害を防止するネットを巻き付けた。山林には祭り本番を思わせる保存会員の木やりが響き渡り、参加者は大きく成長することを願いながら、「よいさ」「よいさ」と掛け声を合わせた。
 諏訪大社の原弘昌権宮司によると、植樹に参加した小学生の子どもや孫の代、次の125周年を過ぎる頃、ようやく用材として使用可能な大きさになるという。
みどりの少年団として参加した下諏訪北小5年生の高木埜花さん(10)は「この木が将来、御柱として活躍してくれたら、植えた自分もうれしいし、祭りに参加した人もきっと喜んでくれると思う」と、未来の御柱祭を思い浮かべながら、身長よりもちょっと大きな苗木を、目を輝かせて植えていた。(写真は、未来の御柱祭を思い浮かべ木を植える児童)