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天守に歓声響き 高島城祭にぎわう

2018年5月28日

高島城祭・笠原
 諏訪市の高島公園で28日、第49回高島城祭(実行委員会主催)が開かれた。多彩なステージ発表をはじめ、諏訪5蔵の清酒の振る舞いや天守の無料開放などがあり、大勢の市民らでにぎわった。
 1970(昭和45)年の天守閣復興に合わせた市民祭りとして、毎年5月に開く。開会式で実行委会長の金子ゆかり市長は「ことしは国史跡の高島藩主諏訪家墓所のツアーや、多くの寄付を頂き作ったラッピングバスの展示を企画。多くの市民と観光客と一緒になって楽しみたい」とあいさつした。
 ステージ発表には、23の団体や個人が出演。松本市の「古式砲術国宝松本城鉄砲隊」による砲術披露がトップを飾り、火縄銃の爆音をとどろかせて祭りの開幕を盛り上げ、阿波踊りや和太鼓、歌謡ショーなどが続いた。
 公園内では、たる酒の無料サービスや姉妹都市の物産展などもあり、新緑に包まれた公園は大にぎわい。長野国際文化学院の留学生たちのブースにはことしも、各国の自慢料理を求める人たちが行列をつくった。
(写真は、祭りの開幕を盛り上げる鉄砲隊の砲術披露)