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揺れる炎心あったか 街彩る無数のアイスキャンドル

2018年2月5日

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 冬の諏訪地域を飾る第24回「アイスキャンドル2018」が3日、JR上諏訪駅周辺など諏訪市内を中心に、6市町村の18カ所で開かれた。合計約2万個の氷の燭台(しょくだい)にキャンドルをともし、幻想的な夜を演出した。
 上諏訪駅前周辺の商業会や諏訪圏青年会議所の有志らでつくる実行委員会(土橋宏次会長)が主催。メイン会場となった上諏訪駅周辺には、実行委員や市民有志が諏訪湖の水を凍らせて作った燭台を並べて、諏訪湖の浄化と地域活性化への願いをともした。
 旧八十二銀行駅前支店近くで開いたコンテストには、高島、城南の両小学校児童が、絵の具やビーズで飾った約200個のキャンドルを出展。出来栄えやアイデアを審査し、優秀作に各賞を贈った。
 柳並公園では、諏訪ジュニアリーダーズクラブの中高生がキャンドルで地上絵を作ったほか、諏訪包友調理師会が氷の彫刻を展示。今回初めてとなる並木DEコンサート「アイスキャンドルスペシャル」には、あゆなさん、ココペリ、大島圭太さんが出演し、やわらかな光の中で歌声を響かせた。
 市内ではこのほか、高島公園や湖明館通り、上諏訪温泉旅館街、諏訪大社上社宮町通りなどにも光がともされ、訪れた市民や観光客らを楽しませていた。
(写真は、児童が作った色鮮やかなアイスキャンドル)