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金沢小校庭で天然のスケートリンクオープン

2017年12月29日

金沢リンク開き
 茅野市金沢小学校校庭のスケートリンクが全面結氷し、金沢体育協会は28日早朝、リンク開きを行った。12月中の初滑りは3季ぶりで、近年になく良い氷に仕上がったという。早速、同校スケートクラブの子どもたち23人が天然リンクの感触を楽しんだ。
 厳しい寒さを生かした同校の校庭リンクは60年近くの伝統がある。今季は11月26日から水を張り始め、体協やPTA、公民館で放水や落ち葉掃きなどの整備を続けた。リンク開きは昨季より9日早く、氷の厚さは10~20センチに達し、上々のコンディションとなった。
 マイナス約6度まで冷え込んだこの日、体協役員や学校関係者ら約60人が安全を祈願した。金沢体協会長は「目標としていた年内のオープンができ、整備に当たったPTA、公民館の皆さんに感謝を申し上げる。どんどん足を運んで、いい記録を目指してください」とあいさつ。
 スケートクラブの子どもたちは、スピードに乗ってリンクを周回。クラブ長の児童は「体協の皆さんが心を込めて造ってくれたので滑りやすかった。いつもより多く、毎日練習して、いいタイムを出せるようにしたい。小平奈緒選手みたいにきれいに滑って、500メートル45秒を目指したい」と話した。
 リンクの開放は2月3日(土)ころまで。時間は午前9時~10時、午後6時半~8時半。
(写真は初滑りを楽しむスケートクラブの児童たち)