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八ケ岳新そばまつりにぎわう

2017年11月13日

HP
 第7回信州八ケ岳新そばまつり(同祭典委員会主催)が11日、茅野市のJR茅野駅西口、弥生通り、同東口の市民館イベントスペース、宮川かんてんぐら前の各所で開かれた。県内トップクラスの栽培面積を有し、品質でも「信州一のそばの里」を標ぼうする八ケ岳西麓産の新そばに、多くの市民らが舌鼓を打った。
 八ケ岳西麓産のソバは、昼夜の寒暖差や高冷地の強い紫外線が深い味わいを出し、そば通にも好評を得ている。このおいしさをまず地元が認識し、外へと発信しよう—と始まった新そば祭りも初回から人気を集め、今回はそば店や団体による10ブースが出店。各店こだわりの手打ちそばを販売した。
 一食500円という手頃な価格で開店と同時に列ができ、それぞれに風味豊かな新そばを味わった。関係者の心配をよそに天候も回復し、そば本来の味を楽しめるという「もりそば」も好評だった。
 各会場では、地場産品を販売する物販・飲食ブース計四十数店舗も軒を連ねた。イベントスペースでは自分でそばを打つ体験ブース、駅連絡通路ではおなじみのエキナカ市、エキナカ赤ちょうちん、宮川会場ではワイン試飲コーナーも人気だった。
 味比べを行う「そば通」も多く見られた。グループで初めて来場したという男性は「そば好きで一度来たいと思っていた。1杯じゃおいしさは分からない。あちこち立ち寄り、食べ比べてみたい」と笑顔で話していた。(写真は長蛇の列ができた新そばの販売ブース)