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「青年部米」が完成 伊那商議所のコシヒカリ

2017年10月26日

171024青年部米完成
 伊那商工会議所青年部が栽培したコシヒカリの「青年部米」が完成した。28日(土)に伊那市のセントラルパークで開くイベント「ハロウィンなday&night2017」の昼の部の会場で販売するカレーに使用し、来場者に味わってもらう。
 同市東春近の農事組合法人田原の田んぼを借り、5月中旬に約60人が参加して田植えを行い、9月下旬の稲刈りで420㌔を収穫。精米して380㌔になった。部員らは、田んぼの草刈りやはぜ掛けなども体験し、米作りの大変さを体感した。青年部の平澤正貴部長(44)は「おいしいお米になったので、ぜひ大勢の人に味わっていただきたい」と話している。
 イベント当日は、午前10時から午後3時までブースを設ける。カレーに使うジャガ芋やニンジン、玉ネギは、上伊那農業高が提供、鹿肉は同市新山産で、地元の材料にこだわる。
 商議所青年部カレーDE委員会の太田明良委員長(45)は「米作りは手が掛かって大変ということが実感できた。イベントでは、食育と地産地消をテーマに、地域の人たちと食を通じて交流できれば」と話していた。(写真は、青年部米ブースへの来場を呼び掛けるカレーDE委員会の役員ら)