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一歩一歩に歴史感じて 初期中山道ウォーキング

2017年10月2日

171001中山道ウォーク

 、辰野の3市町でつくる塩嶺王城観光開発協議会などは1日、「初期中山道ウォーキング」をJR岡谷、塩尻両駅を出発点に開いた。106人が二つのコースに分かれて辰野町の小野駅を目指し、当時を感じさせる石仏や道祖神、深まる秋の自然を楽しみながら汗を流した。
 2市1町の地籍を結ぶ環境資源を生かしたイベントとして2011年に始まり、7回目。初期中山道は下諏訪町から東堀、小井川、岡谷を通って三沢、小野峠を越え、小野宿、牛首峠を経て木曽路入り口の桜沢に至る全長約26キロ。木曽の森林資源の運搬道路として江戸時代に開発されたが、十数年で廃道になったという。
 岡谷駅から三沢峠を越える約10キロのコースには73人が参加。爽やかな秋晴れの中、景色を味わいながら歩く姿や、道祖神などを写真に撮る様子が見られた。早い人は1時間半ほどでゴールし、同日に小野駅前であった地酒の試飲や太鼓演奏などのイベントも楽しんだ。
 夫婦で4回目の参加という男性(74)=岡谷市堀ノ内=は「峠の展望台からの眺めが素晴らしく、天気が良いので楽しみ」、初参加という男性(65)=塩尻市広丘吉田=は「自分で歩こうと思った時にイベントを知った。当時の面影と近代化を感じる場所を写真に収めて、後でまとめたい」と話していた。
 
(写真)旧街道沿いを歩く参加者=岡谷市川岸上の熊野神社近くで