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夜空にあふれる音と光 諏訪湖上花火大会

2017年8月16日

第69回諏訪湖祭湖上花火大会

 第69回「諏訪湖祭湖上花火大会」(実行委員会主催)が15日、諏訪市の諏訪湖畔で開かれた。ことしは、中盤にも盛り上がりを持たせた新たなプログラム構成で実施。35セット4万発を打ち上げ、湖畔を埋める大勢の観客を魅了した。
 
 実行委会長の金子ゆかり市長は「昨年にも増して迫力のある豪華な花火を用意することができた。諏訪湖の花火を通じて勇気と元気をプレゼントするような大会にしたいと準備を進めてきた。ご一緒に新しい世界への扉を開けていきましょう」とあいさつして点火。湖上の人工島「初島」周辺に設けられた打ち上げ台から一斉に光が伸び、超ワイドスターマイン「ようこそすわこまつりへ」で開幕した。
 第1部は、10号早打ちやスターマイン競技で次々と花火が打ち上がり、湖上を染める光と響き渡る大音響が観客を沸かせた。第2部のオープニングでは、これまで大会後半に行っていた「ミュージックスターマイン」を披露し、音楽と花火の共演で後半の幕開けを飾った。
 雨の中での花火大会となったが、地元や全国各地から集まった48万人の花火ファンが、諏訪の夏の風物詩を堪能。体の芯まで響く尺玉大スターマインや、諏訪湖名物の水上スターマインが終盤を盛り上げ、全長約2キロにおよぶナイヤガラ花火で幕を閉じた。

(写真は、諏訪の夏の夜空を染める花火の大輪)