NEWS

辰野町神戸すいか祭り盛況

2017年8月12日

すいか祭りHP用

 辰野町の第16回神戸すいか祭り(中山間地域農業直接支払事業神戸集落主催)は11日、神戸水仙の里で開いた。ことしも甘くて大きなスイカを求めて町内外から大勢の買い物客が訪れ、普段はのどかな中山間地が人々の活気にあふれていた。
 主役のスイカは、太陽光の恵みもあって糖度が増したといい、10キログラム超の大玉をはじめ、3、4Lの大きさを中心に用意。このほかトウモロコシ、盆花や、新ジャガ芋、ナス、トマト、ミョウガといった夏野菜がずらりと並んだ。
 生産者が早朝から準備を始めると、早くもスイカを買い求める人が訪れ、開始時間を昨年より1時間早めても、更にその1時間前の午前8時ころから来場者が増え始め、開始時間には早くもピークを迎えるほど。「山の日」の祝日に開催としたことで、来場者は例年以上だという。
 訪れた買い物客は、軽くたたいてスイカを品定めしながら買い求め、盆に飾る切り花を抱きかかえながら持ち帰る姿も多かった。またスイカの試食は、蒸し暑さも手伝ってか、子どもから高齢者まで次々と手を伸ばして甘い実りをほおばっていた。
 孫を連れて訪れた町内の女性は「スイカは甘くて孫たちも喜んで食べていた。買って帰りますが、大きくて車まで運べるかしら」と笑みを浮かべていた。

(写真は、スイカの試食。蒸し暑さもあって大人気)